日々のきろく

図書館や高等教育をめぐる様々なできごとなどを記録します

大学における大規模災害時の各種対応記録

(【追記】2016/04/18:「情報インフラの復旧」を追加しました) 熊本県を中心とする広範囲な地震により被災された皆様方に、心よりお見舞い申し上げます。前震・本震のみならず、余震の回数と大きさに言葉を失くしてしまいます。 連日不安な日々をお過ごしで…

「その時」をどう乗り越えるか

Facebookに書こうとして、長くなりそう、そうだこれブログに書いてみようかな、と思いまして。 いつもとは趣が違いますが、こころのきろくです。 --- 朝PCを立ち上げてメールチェックしたら、Googleアラートに引っかけた記事のチェックをするのが日課です。 …

オープンアクセス・オープンサイエンスの動向を網羅的に理解するための基礎的資料(めも)

夏休みに入ったらまとめようと思っていた2つの宿題のうちのひとつ。 リポジトリを担当して2年が経ちました。 本来であればそれなりにオープンアクセスや最近話題のオープンサイエンスに関する知識身につけているべきところ、全くできていない... とは言え…

震災を記録する、記憶を担保する、ということ

先月、今月と、2つの東日本大震災デジタルアーカイブがオープンしたとの記事。 宮城県、県内35市町村と連携・協力し、東日本大震災関連資料のデジタルアーカイブ「東日本大震災アーカイブ宮城~未来へ伝える記憶と記録~」を公開 | カレントアウェアネス・ポ…

日本版MOOC体験記 gacco「インタラクティブ・ティーチング」 (3)学習プロセス、感想

前エントリの続きです。 <a href="http://wintertreepeony.hatenablog.com/entry/2015/02/08/014844">日本版MOOC体験記 gacco「インタラクティブ・ティーチング」 (2) - 日々のきろく</a&am…

日本版MOOC体験記 gacco「インタラクティブ・ティーチング」(2)gacco、インタラクティブ・ティーチング概要

前エントリの続きです。 <a href="http://wintertreepeony.hatenablog.com/entry/2015/02/07/212237">日本版MOOC体験記 gacco「インタラクティブ・ティーチング」 (1) - 日々のきろく</a> というわけで、日本版MOOC「gacco」、今回受講したのは「インタラクティブ・ティーチング」です。 ■gacco概要 「大学教授陣による本格的な講義を、…

日本版MOOC体験記 gacco「インタラクティブ・ティーチング」(1)MOOCの背景

「MOOC」ということば。 大学で働いていると頻繁に耳にするのですが、実のところは「大学の授業をオンラインで受講できるんだよね?」くらいのふんわりとした知識しかありませんでした。 機会があれば一度体験してみたいなーと思っていたところ、2014年に入…

新年のごあいさつ&2014をふりかえって

あけましておめでとうございます。 昨年は(も)頻繁に更新できず、たまに書いてみれば拙い内容になってしまいました。 これからも無理のないペースでぽちぽちと書いていきたいと思います。備忘録的な内容ではありますが、引き続きお付き合いいただければ幸…

第16回図書館総合展参加めも フォーラム編 アクティブ・ラーニング最前線「新しい学修環境を構築する:アクティブ・ラーニング、オープン化、そしてコンテンツ」

前回の雑感編につづき。 今年の図書館総合展は11/5(水)-7(金)の3日間参加しました(3日間も行ったのはじめてだー) 某フォーラムのお手伝いをしたり、もろもろわたわたしていて、3日間いたわりにフォーラムもブースも例年に比べ殆ど回ることができず。そ…

第16回図書館総合展参加めも 雑感編

目標は月イチで更新、とか言っておきながら・・(すみません。。 第16回 図書館総合展に行ってきました。 図書館総合展とは・・ 公共・大学・機関・企業・大学・学校等すべての館種の図書館についての、最新技術・サービス・トレンド・学術情報を紹介する、図書…

スライド作成のための参考図書・サイト

あっという間にお正月休みも終わってしまいました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。「見聞きしてきたことをブログに書いてみんなで共有すればいいじゃない」というおすすめをいただいて、書き始めたのが2012年7月。さっぱり更新できていませんが、今…

2013年を振り返って

図書館系情報のブログを書いていらっしゃる方々が今年の振り返りを始められていますね。去年はさぼってしまいましたが、今年こそは一年をしっかり振り返って、備忘録的に記録しておきます(完全な日記なので面白くないと思います><。2012年は「インプット」…

明治大学和泉図書館見学レポート(後編)

前エントリからさらに続きます(長くてすみません・・ *引き続き写真が多くなっています。 「サインへのこだわり」と「ホスピタリティ」について。 ------■サインへのこだわり 図書館らしく、「紙」にこだわったサインが随所に見られます。 図書館のなかのひと…

明治大学和泉図書館見学レポート(中編)

さて、前エントリの続き、明治大学和泉図書館見学レポートです。ここからは写真多めです。和泉図書館の大きな特徴は、何と言っても「音のゾーニング」と「サインへのこだわり」、「ホスピタリティ」ではないかと思います。 まずは、「音のゾーニング」につい…

明治大学和泉図書館見学レポート(前編)

前回のエントリ「2013年度大学教育学会課題研究集会に参加しました(その1)」の続きを書こうと思っていましたが、興奮冷めやらぬうちに図書館見学レポートを書くことにしました(順番がおかしいのですが前回の続編は後日必ず・・というわけで。12月13日(金)…

2013年度大学教育学会課題研究集会に参加しました(その1)

前回のエントリがなんと2013年1月4日、忙しさを言い訳にしていたとはいえ、どんだけ更新していないのかと自分でもびっくりですが、ひさしぶりに。2013年11月30日(土)-12月1日(日)、同志社大学今出川校地にて開催された2013年度大学教育学会課題研究集会…

新年のご挨拶&私立大学における機関リポジトリ構築について思うこと

新年あけましておめでとうございます。 昨年はいきおいでブログを始めたものの、8月で完全に時が止まっておりました・・ 今年もできるときにちょこちょこ更新、となりますが、見てきたこと、感じたことを自分なりに、つれづれと細く長く(?)記録していこう…

「学生の“が”をカタチにした 図書館の可能性を検証する」(高等教育問題研究会(FMICS)7月例会 参加記録)

高等教育問題研究会の例会に初めて参加しましたので、メモとして。 ※あくまで私の聞き取れた範囲&私個人の解釈を踏まえての内容となっております。 高等教育問題研究会のメンバーは主として私立大学の事務系職員、そのほか、理事・教員・学生、各種団体・民…

日本高等教育学会第15回大会 参加メモ(2)

さて前回のエントリに書いた、発表者ご本人からWeb掲載の許諾をいただいた発表についてのメモを。 (ご承諾ありがとうございました!)※あくまで私の聞き取れた範囲での内容となっております。足りない部分も多々ありますことをご了承ください-------------…

日本高等教育学会第15回大会 参加メモ(1)

人生初、「学会」と名のつくものに参加してきました。 日本高等教育学会 第15回大会 2012年6月2日(土)-3日(日) 於 東京大学本郷キャンパス http://ump.p.u-tokyo.ac.jp/taikai/ 参加のきっかけ 研究者でもないのになぜ学会へ?きっかけは、東北大学高等…

はじめに

最近、外部研修やお仕事がらみのイベントに参加する機会が急激に増えまして そこで得られた知見を脳内だけではなくどこかにまとめておける場所はないものか、 せっかくだから近いお仕事をしているひとたちとそれらを共有できないものかと、 ぼんやりと考えて…